エスメラルダに中てられて

簡単ルール講座

「常在型能力とトリガー能力」 2009/05/8現在

どうも、お待たせしました。季風です。
知り合いからの強い希望の元、ルール解説のページを作らせてもらいました。
ルール解説と言っても、wikiや、公式ページ。それから事務所確認の情報を元に、ルールを出来るだけわかりやすく解説していくことが目的として作られています。
とは言ったものの、DMではルールが度々変化します。
さらに、私自身が間違った情報を公開してしまうこともあるかも知れません。
間違いがありましたら、指摘してもらえるとありがたいです。





では、解説に入りたいと思います。



■常在型能力って何?



常在型能力とは、「バトルゾーンにある間、常に発揮される能力」のことです。
《暗黒皇女メガリア》≪古の羅漢バグレン≫≪ローズ・キャッスル≫などの能力がこの能力に該当します。

常在型能力の特徴は、効果が優先的に使われるということです。
下で紹介している、「トリガー能力」よりも先に効果が解決されます。
公式ページに簡単なQ&Aに出ていますので、「こちら」を見てみて下さい。分かりやすい解説があると思います。



■トリガー能力って何?



トリガー能力とは、効果の文章が「〜した時」や「〜した場合」から始まっている能力の事です。
「バトルゾーンに出した時」や「破壊された時」などの効果はこの「トリガー能力」になります。

トリガー能力の特徴は、発動の方法にあります。
自分のターンに使えば、自分のトリガー効果が先に発動され、相手のターンに使えば、相手のトリガー効果から順番に解決していくことになります。


解決の順番

1、常在型能力
↓↓↓↓
2、そのターン中プレイヤーのトリガー能力
↓↓↓↓
3、それ以外のプレイヤーのトリガー能力



仮に、AさんとBさんが対戦をしているとします。
今はAさんのターンです。

―――――――――――――――――――――――
Aさんの場にはクリーチャーが誰もいません。
Bさんの場には≪ローズ・キャッスル≫があります。
―――――――――――――――――――――――


Aさんはここで≪青銅の鎧(ブロンズ・アーム・ドライブ)≫を出すことにしました。


上の順番通りに効果を解決していくと……。まず最初の、「1番」そのターンのプレイヤー常在型効果の解決。
この場合はAさんになります。しかしAさんの場には常在型能力を持つカードがありません。
よってここはスキップされます。


次に「それ以外のプレイヤーの常在型能力」の解決です。
この場合はBさんの場に≪ローズキャッスル≫があります。
そのため、≪青銅の鎧≫は出した瞬間に「パワー-1000」されて破壊されてしまいます。


≪青銅の鎧≫は破壊されてしまいますが、発動するタイミングは「このクリーチャーを場に出した時」となっています。
考え方はこう。
―――――――――――――――――――――――
青銅の鎧は場に出た!(トリガー能力準備完了)
効果が使われる前に茨の城が青銅の鎧を痛めつけて破壊!
しかし青銅の鎧の効果は既に準備されていた!(トリガー能力発動)
そのため、マナが増える!
―――――――――――――――――――――――

結構単純な物ですね。


まとめ

常在型能力は、場にあるだけで勝手に発動する能力。先に解決する効果。
トリガー能力は、「〜する時」「〜した場合」と書いてある能力。順番に解決する。

解決の順番は
1、常在型能力
↓↓↓↓
2、そのターン中プレイヤーのトリガー能力
↓↓↓↓
3、それ以外のプレイヤーのトリガー能力

このようになっています。



トリガー能力でパワーがあがるクリーチャーもいますが、公式ページにその場合のQ&Aが載っていますので、「こちら」をごらん下さい。





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